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当院の和痛分娩
処置の流れ
硬膜外麻酔を始めるタイミング
お母さんの分娩の進行状況や痛みの感覚、クリニックの体制をふまえ、医師が判断して開始します。
それぞれの分娩状況に応じ、お産の進行に合ったタイミングで麻酔を開始します。
硬膜外麻酔の処置
処置の体勢
ベッドに横向きに寝て、背中を丸めた姿勢になります。
処置内容
背中に薬を注入するための細い管を入れ、麻酔を注入します。
(医師の判断により、この時にはまだ麻酔を入れないこともあります。)
処置の所要時間
管を入れる処置は15分程度です。
鎮痛作用は麻酔を注入してから約20分に現れ始めます。
硬膜外麻酔中の過ごし方
足の感覚や動きが鈍くなるため、ベッド上で過ごしていただきます。
トイレなどで立ち上がる際は必ずナースコールを押してください。
(硬膜外麻酔にかかわらず)陣痛が始まると胃腸の働きが弱くなるため、飲食の制限をすることがあります。
硬膜外麻酔分娩後の過ごし方
- 硬膜外腔への麻酔薬の投与を止める
→鎮痛作用は徐々に弱くなり、数時間後には切れます。 - 硬膜外腔に入れた管は鎮痛作用を必要としなければ抜く
その後の過ごし方は、赤ちゃんとの接し方も含めて、通常の分娩と同じです。
硬膜外麻酔分娩の費用
通常の分娩費用※+12万円/回
硬膜外麻酔分娩の費用は健康保険適応外となります。
この費用には、薬剤・物品の料金と手技料がすべて含まれております。
※通常の分娩費用
○初産婦:67万円
○経産婦:63万円
○当院分娩2人目以降の方:58万円
上記料金は目安となります。
保険を伴う処置や時間外加算等が発生した場合は、別計算となります。
夜間・休日などの時間外には、時間外管理加算2万円が別途かかります。
費用についての詳しいことはスタッフに直接お問い合わせください。
硬膜外麻酔分娩の申し込み方法
和痛分娩を希望する場合は、早いうち(原則、妊娠34週まで)にその希望を伝えてください。
同意書の内容をよく確認の上、署名をしてご提出ください。
施設により無痛(和痛)分娩の方法に違いがあります。
当院の方法について十分な説明を聞き、よく納得した上で分娩に臨んでください。